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来世はねこです

Rails Girls Gathering Japan スタッフとして

この記事は、Rails Girls Japan Advent Calendar 2020 - Qiita 19日目の記事になります。

概要

2020-12-12 Rails Girls Gathering Japan を開催しました。

railsgirls-japan.doorkeeper.jp

Rails Girlsとしての初めてのオンラインイベントです。

covid-19の影響で、今年はいつもの楽しいRails Girls は名古屋→愛媛→東京(2月)を最後に開催できないでいます。そこでオンラインイベントを開催しようとなりました。内容はキーノートと一般公募LTによる構成です。運営チームが予想していたよりたくさんの方が参加してくださり盛況な集まりとなりました。それぞれのお話も素晴らしく、会場の皆さんもチャットやTwitterで盛り上げてくださり感謝です。運営しながらtweetを見ていて、応援してもらえているのをリアルタイムに感じ、「じーん」としながら今年2月に初めてのRails Girlsに参加した時のことを思い出していました。

今回、会の趣旨としてはもう一つありました。
これまでのRails Girlsが「初めてプログラムに触れる機会を楽しいものに」だったとしたら、Rails Girls Gathering Japanは「初めて人前で発表する機会を楽しいものに、そんな場を用意したい。」何かでRails Girlsとつながっている人たちの中でだったら、安心して「初めて」をやってみることができるんじゃないか。

これは全体的な振り返りというよりは、わたしのRails Girls Gathering Japan運営に対する振り返りです。Rails Girls参加後、月1回のもくもく会的な集まりには参加していましたが、積極的なコミュニティ活動に関わるのは初めて。やってよかったです。

いきさつ

私の入っているフィヨルドブートキャンプでは自主的運営によるLT会があります。前回の運営の方から「オーガナイザー(運営側)やってみたい人いませんか」というお声がけがあった時のこと。登壇より興味ある、やりたいな思いましたが、フィヨルドブートキャンプに入って間もなく、また【大名エンジアカレッジ】の講義も始まるところだったので、時が来たら、、、と思っていました。

そうしたら、、、時が来た!

Rails Girls オンライイベント」構想の概要と、スタッフやってみたい方いませんか?の呼びかけ。

立ち上げは各地のRails Girls 運営の主力メンバー。「これはいろいろ学べるすごい良い機会!」と思って、ちゃんとやれるか3分ぐらい考えてやってみたいと送りました。快諾いただいてすぐ決定!chiroruさんも同じぐらいのスピードだったので、後で『「募集」って出したらすぐだったのでびっくりした。』と言ってもらいました。

やった〜。要領が悪いので「ちゃんとやれるかな?」という心配はありましたが、そんなこと言ってたらいつまでもやれない、なんとかなる。

開催まで

meetingをほぼ毎週行いました。Github(Issueを立ててひとつずつ検討・作業、meetingのたびにWikiにまとめておく。)・Googleドライブ(スライドや申し込みフォーム・アンケート)、それぞれ使ったことはあってもサッと瞬時に反応できるほど使い込んではいないのと、イベント運営の流れもまだよく分かっていないので、あたふたしながらなんとか話の展開について行っていました。後から思い出してSlackで提案したり、、、
スライド、お申し込みフォーム、アンケート。参加者としては見慣れていますが、作ってみると地味に大変。叩き台を作っておいて、meetingの時にワイワイ完成させてしまうのは楽しかったです。

わたしは最後のミーティングが終わった後、当日のことや自分のすることを考えていたら、「大丈夫かしら何か起こったら、、、」と漠然と心配になってしまいました。「何とかなる」と思ってみてもこんな気持ちのままでは辛い。漠然とさせているのがよくないと思って、何が分かっていないから心配なのか考えてみました。今更「え?それちゃんと分かっていなかったの?」と思われるのは恥ずかしいですが仕方ないし、なくせる心配はなくしてイベント当日を過ごしたかったので伝えました。
そうやっているとだんだんイベント運営の自分ごと度合いが上がってきていろいろ想像できるようになり、最後の方でやっと積極的になっていました。(遅い!反省点。)

結局心配だったこと

オンライン開催が初めてなのでやはり不安。そしてウェビナー(正式には「Zoomビデオウェビナー」)の使い方が初めてなので心配。「不安しかないよー。」と大先輩方が言ってくれたおかげで、みんな一緒なんだなぁと緩みました。タイムキーパーの音と自分のPCとの距離感を様々変えながら慣らして、お互いに聞こえ方の確認もしました。「運営だけでも一緒に集まってやれたら良いのに」と思いましたが仕方がない。

イベント当日

前日までは「全て終わった日曜日にゆっくりするのが楽しみ、早く終わってくれ〜。」と思ってたのですが、当日meeting、動作確認と進んでいくうちに気持ちに余裕が出てきました。
これまで、こういう場面では「自分の担当を全うしなければ」と必死の気持ちでピリピリしていることが常でしたが、今回は違いました。他のメンバーが「ゆるく楽しんでやろう」と思っているのが伝わって気楽になりました。またLT登壇者の方の「緊張する」という書き込みを見かけて、スタッフが無駄に緊張すると他の立場の人も緊張してしまうと思い、そのおかげで自分の力を抜くこともできました。

懇親会

スタッフをした気楽さも手伝って(話題のきっかけがあるのでお互い話を始めやすい)、いつもより頑張って積極的姿勢で臨み、楽しむことができました。普段フィヨルドブートキャンプ内オンライン上のテキストだけでやり取りをしている方と実際話せたり、すごい方のお話を直に聞けたり。ワイワイしたりemotionalになったりと楽しかったです。

イベントや勉強会の後の懇親会に残るのはちょっと勇気がいりますが、しれっと残っていれば大丈夫そう。リアルなオフラインより目立たないので、実は私にとってオンラインコミュニケーションはありがたい形式です。
気になるんだけど勇気がいる方、ぜひぜひ参加されてください。最初どこへ行っていいか分からない時に、私が同じ場にいたらどうぞ寄ってらしてください。一緒にマゴマゴしましょう。(多分誰も気にしていない。他は知らないけどRubyコミュニティは優しいので大丈夫。)

最後に少しTips的な内容です

カオスな空間利用

「開場したらスタッフ間では話せなくなるから、何かあればチャットだね。」と思っていたのですが、Discordで話していればいいことに気づきました。開場後、ウェビナーの画面を見ながら普通に話している。これが慣れていないから不思議な空間の感覚で、自分がどこにいるの?となるのです。今回最も使いこなせなかったものでしたが、この不思議さが好きでした。また味わいたいです。

タイムキーパー

今回使用したアプリ

プレゼンタイマー

プレゼンタイマー

  • Takuya Murakami
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

Doorkeeperの仕組みについては

お任せになってしまっていたので全く分からない、、、イベント開催のための便利な機能がいろいろ備わっているようでした。

Zoomの背景

PCのスペックが低いとそのままではバーチャル背景が使えません。調べてみると100円ショップで買える(100円ではなかったかも。)「模造紙がグリーンバックの代用になる」とあったので試してみました。十分間に合いました。その際、緑の模造紙より水色の方が顔映りがいいとあったので水色を使いました。黄緑色のフェルトも代わりになるという記事も見ましたが、大きさを満たすために何枚も買う必要があるのでお手軽な紙から試しました。
最初私のシルエットのみが画像になって大笑いを取り、思いがけずみんなの緊張をほぐすという良い働きをしてくれたのですがその場合、「検出された色が正確ではない場合、手動で背景の色を選択します」をがんばってみてください。そしてこれはzoom アプリの方の設定で行います。(ブラウザとアプリ。最初は訳が分かりませんでした。)

音楽流したい

開場から始まるまでや休憩時に音楽を流したい、次の機会の課題。

まとめ

いろいろな入り口があると思いますが、Rubyコミュニティへの第一歩に「 Rails Girls」コミュニティ、よいと思います。(思いのある方、お声がけください。)

あらためて、ありがとうございました!See you next time. With love.
As You Like It❗️

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